まぁ このところ本題からはなれちゃってますが
卓球ネタがでてきたので どうしても忘れられない1試合を
でも卓球してた人にはかなり面白いと思うんだけど
知らない人にはどうかな・・・
これは高三のときの公式戦での話です。
当時は私はなんとか外シードにはなっていますが
参加選手が多いので2000人の中で32人がシードに
なっていました。
私はなんとか無難にも4試合をこなし5試合目の相手は
全然知らない選手なのにめちゃ強い選手がいるな~
なんでこんなところに入ってるんだろ~という印象でした。
4回戦で難なく倒した相手とその選手が話してるのが聞こえました。
「勝てそうか?」と聞かれて「大丈夫や。」と答えてるではありませんかww
そりゃ他のシード選手に比べれば見劣りするかもしれませんが
それでも私はシード選手ですので「なめやがって~ みんなの前で
恥かかしたるぞ~~この瓶底メガネやろ~が~。」 (ノ-_-)ノ ~┻━┻ ☆`
と思ったのでした。
千里高校のS渡選手か~まぁ覚えるほどでもないが^^と
甘くみていたのでした。
相手は苦手な表ソフト(ラバー)で私の得意なサーブが
効きにくいのですがシードの意地をみせちゃろ~~と思ったのでした。
インターハイの選手が引っ越して大阪に来たという噂もありましたが
地方のゆるいとこの選手になめられてたまるか~と思ったのでした。
試合が始まると短いサーブを出してきてリターンすると私のバックに
払ってきて、それをリターンすると左右のきびしいコースにスマッシュww
まるでサイボーグのように決めてきますww
こっちは大阪で1~2のサーブ力と自負していたのでいろいろ変化球
サーブを出しますが全然通用しませんww
1球もサーブが効かない事は初めてでしたww
最初に私の苦し紛れの打ち込みがネットインしたラッキー点1点のみで
1-4~~1-9~~1-14~~と進んでいきます。
私は相手が決めたスマッシュをひらいに行くばかりですww
あきらめたらそこで試合終了といいますが^^;さすがに気持ちが折れそうで
「これは練習と思うことにしよう。」と自分に言い聞かせて
玉ひろいをするのが精一杯の私でした。
そして1-20で相手のマッチポイントになりました。
今まで中学、高校とやってきてこんな点数初めてだと思いましたww
ましてこっちはシード選手ww
はずかしくて逃げ出したい心境でした。
シードなのにボロボロにやられてるので注目度抜群でしたww
私の必殺壁も魔球も何もかも全然通用しませんww
すべての武器を失った私は竹やりでマシンガンとやりあってる様な
心境です (・:゚д゚:・)ハァハァ
「こりゃ力の差がありすぎるww。間違っても勝てないだろうけど
せめてもう少しましな点数で負けたいよな~。」と思うのでした。
でも、私はサーブで相手に受けさせて返って来た玉を決めるのが
私の持ち味だが・・すべてはらわれて私が受身になり、相手に決め
られる。
点数からもわかるように私にまったくかみ合わないタイプの選手だ。
私は玉を拾いに行きながらいろいろ考えた。
でも、私のすべての攻撃パターンが役に立たないww
私は相手の攻撃に魅了されていた。
付け刃ではあるが私も相手と同じタイプで戦おう。
無理はあるが自分も今までイヤと言うほど基本練習はして来たつもりだ。
同じタイプで戦っても相手に勝るものなどないが
このまま一方的にやられるよりはましじゃないかと思うのだった。
②に続く・・・