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事件の真実
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私が当初、会社を創業するにあたって目指しているものが

あった。

親父とは仲が良くなかったというか好きではなかったが、

家が青果業をしていたのでスーパーをやるからには青果だ

けは負けたくなかったからだ。

いとこのスーパーも青果が評判の店だったが自分の目指す

イメージではなかった。

スーパーを創るにあたっていろんなスーパーを見学した。

今はパートにでている主婦も多いので夕方でも新鮮な野菜

や果物を提供できるそんなスーパーを目指したかった。

野菜を売り場いっぱいに積んでボリューム感を出している

スーパーもあるが重みで下の野菜がしおれているような売り

場は好きじゃなかった。

いろいろなスーパーを観に行ったがわたしのお気に入りは

茨木のニッショーだった。

初めて行った時に私は売り場を見て釘付けになった。

商品の陳列もカラーリングが考えられていて綺麗な売場だった

が、一番目についたのが大根が立って陳列されていたのだ。

下にはクラッシュアイスがありそこに大根が突き刺すような形で

陳列されていたのだった。

ほうれん草や菊菜なども立てて陳列されていた。

私は定員に「どうして大根を立てて陳列されているんですか?。」

と聞いた。

定員は「野菜や果物は自然にある形で陳列するのがいいんです。

大根を寝かすと性質が立とうとしてエチレンガスを出し、劣化する

ので自然な形が商品にはいいんですよ。」と答えてくれたのだっ

た。

従業員も言われたままに陳列してるのではなくて、ちゃんと説明

を受けていて陳列してるんだなぁと思ったのだった。

それからニッショーの青果売り場の本を買って勉強した。

ニッショーではお客さんが多いのに商品をいっぱいに出さないで

葉菜類などは産地からつくまでに弱ってるのを冷塩水処理機で

浸透圧を利用して蘇らせて加湿器のある保冷庫に保管し、売れた

分だけ補充するのだ。

いとこのスーパーでも買ってきた時が一番新鮮だと言っていたが

それは間違った知識だったのだ。

ニッショーも本をだすのはその知識を他で真似られてもおそらく

もっと先を行っているので困らないので出しているのはわかって

いるが、真似ることからはじめよう。

足りない部分はほかの事で乗り越えられるんじゃないかとおもって

いたのだった。

店を創り担当者と話し合い、青果の売り場はどこにも負けないもの

を目指したのだった。

青果に関してはいろんな機械買うお金は惜しまなかった。

そして青果が評判になり店は繁盛していったのだった。

よくスーパーは肉や魚でよしあしを見られることが多いが単価は

安いがアイテム数が多い青果のいい店が大事だと思った。

たいていのスーパーは青果売り場からはじまる。

自分が感動した売り場をお客さんが見て同じように感動を与える

そんな売り場を目指したのだった。

肉にも魚にも青果はつきものなのだから。

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流通業界に30数年携わってきた中で起こった事件をつづっています。10数年前に事件に巻き込まれた際、「真相さん」という2ちゃんねるのスレのなかで多くの支援者に支えられ、立ち直れたことに感謝の意を唱えます。
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