(恐喝) でH氏は親父に5000万円の借用書を書かせたやつの
使い道なんだけど、親父はH氏が常日頃から「親友だから。」と
言われていたので信用しきっていたわけだけど、親父は私に
「友達でも信用したらいけない。」と言っていた。
私はそんな親父を「本当の友達がいないかわいそうな親父。」
だと思っていた。
親父は弟と同じで賢かった為、人と同じ目線で物事をみれなかった
んだと思う、だから本当の友達がいなかったんだと・・
それならば何故、H氏を信用してしまったのか・・
昔、家を建てた頃H氏に親父がお金を借りに行ったことがあった
そうだ。
その時にH氏の娘が「これで足りますか。」と言って5000万円もって
きた。
親父は「100万円でいいので。」と言って1次的に100万円を借りた
がそんなことがあって親友だからとおだてられてその気になって
いたようだった。
親父を信用させるには十分なことだったようだった。
だから5000万円の借用書を書かされるときにも親父はそれを
使って守ってくれると思っていたんだろう。
私は会社を創業してしばらくたってから親父を雇った。
店のことをあれこれ口出しするのでうっとおしかったので雇えば
今度は言う立場になると思ったからだった。
親父は青空市場と言われるいわゆる露天商をやっていた。
しかし、場所場所で10名前後のパートを雇っていて一時に
その場所に着くのは9時以降でそこから準備して始めるのだが
お客さんが押し寄せるのでけが人が出ないように朝6時に整理券を
配るようなこともしていた。
ブリ市とも言われ夜に仕入をする●吉市場では親分的な存在だった。
だけどそんな時代でもなくなり、辞める頃には借金が残った。
だから3年間以上だったか親父の給与設定は60万円にした。
そして親父は私に毎月月末に封筒に金を入れてこの10万円はどこそこ
に・・この5万円はあそこにと返すように私に頼み、私は月末だけは
東部市場にそれを渡しにいっていたのだった。
もちろん親父が果物を担当したからと言ってその給与は見合うもの
ではない。
親父の年ではせいぜい20万円あったらいいほうだと思った。
ある程度親父は借金がかたづいた時「俺はもうお金はそんなに
いらない、いる分はその時に言うから。」と言ってきた。
親父はパチンコが趣味だが賭け事は弱かった。
でも仕事が終われば毎日パチンコにいけるいい身分になった。
お金がなくなれば「3万円もらえるか。」などと言って来たが
実際は給与を20万円なら20万円と決めるほうが安かった
ように思えるのだった。
前置きが長くなったがそんなことがあり、実際に親父の給与と
してはそんなに払えるはずがない、そのかわりに実家を担保
に銀行から2000万円の借り入れの根抵当をつけていた。
13年も前のことだった。
H氏は5000万円の借用書で実家に5000万円の設定を打ち
自宅を自分のものにした。
私は会社を取り戻せると思っていたので支部長に2年以内に
H氏から買い戻す契約書を作ってもらいその間は家賃などは
取らないということも盛り込んであった。
しかし、後日親から話を聞いたら最初から毎月6万円家賃を
取られているということだった。
H氏のことだからほとんど金を使わずに実家を手に入れたん
だろう。
それでも家賃を取っているのだろう。
親父が死んだ時にH氏のことを「人のものは自分のもの、
自分のものは自分のもの、さぞお金もたまったことでしょう
三途の川で待っています。」と書き物があったと妹が言って
いた。
そんな中途半端なものを残すよりもあのときに起こったことを
しっかりと残してほしかったとおもうのだった。
つい最近金融機関から家を2000万円で買ってもらえないかと
H氏が言っていると言ってきたそうだ。
そのときに弟の嫁さんも「買いません、そのときは家をでる。」
と言い、母親は金融機関にどんな手で実家をH氏に取られたか
を金融機関に乗り込んでぶちまけたそうだ。
それから金融機関は何も言ってこなくなったということだった。
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