私は住むところもお金も3000円しかない。
とにかくその金額で1週間過ごした。
値段をあまり考えないで生活してきた私にとって今の
状況はあまりにも過酷だった。
私はなんとか生きていける環境を作らなければと思った。
友達のやっている料亭で皿洗いのバイトをさせてもらうこと
になったがその場所は奈良に近く30~40㌔離れていたと
思う。
当初は車で通ったがガソリンもなくなりそうだったので
歩いていくようになった。
歩いていくといろいろよけいなことは考えないのでけっこう
気分がまぎれるのだった。
最後の100円になったときにコンビニで値引きされた牛乳
か値引きされた食パンどちらを買おうか迷ったあげく食パ
ンを買うのだった。
そんなときに電話がかかってきた。
経理からだった。
「今どこにいるんや、H氏が社長が●曳野のコンビニで
いたとか、本店のそばで観たとか言ううわさがたって探せ
と言われてみんなで探しているんや。」と言うことだった。
私は「何が探せじゃ~本当のことを言われるのが恐いのか
いいかげんにしろよ~こっちは食べる金もないんじゃ~
おまえらのやったこと洗いざらいしゃべったるからおぼえとけ
と言っとけ。」といい電話を切ったのだった。
さすがにこの状況がやばいと思ったのか右翼の支部長から
会おうと電話がかかってきて会うと100万円渡されたのだっ
た。
これで何とか半年間もたせてくれということだった。
最初に乗り込んできたときに支部長が「家にも住めて店で
働けて業者にも金を返していけたらいいんだろ、半年待ったら
そのようにするがな、俺が言ってできなかったことあるか」と言
った事を思い出したのだった。
しかし、私はH氏のことはよく知っている。
ましてH氏に使われることはごめんだ。
しかし、大物ヤクザや右翼を使っているH氏に真っ向から
戦えるのか・・
でも犯罪を犯しているH氏をほっておいてはみすみすすべて
うばわれるしかないのだ。
現時点で偽の賃借権を打たれていることを知らない私は
まだ占有してかってに商売をしているとしか思っていなかった
のだった。
店の従業員がどうなったか心配で弟に電話をしたら支部長が
もってきた100万円は私を破産させる為にいとこの●ルヒの
社長に出させたお金500万円のうちの100万円ということで
「どこまで迷惑をかけたら気が済むんじゃ~。」と言われるの
だった。
私は「迷惑かけてるのはおまえだろ~犯罪者が~。」と
自分が何をしでかしたかがまるでわかっていない弟に
腹わたが煮えくり返るのだった。
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