H氏が各店の売上の振込みを止めて支払い小切手
の不渡りを起こさせようとした事はなんとか回避した
私だったが、本店をなんとか自分のものにしようと
しているH氏がこのままあきらめるはずはないと思っ
た。
次に何か仕掛けてくるはずだ。
いったいどうやってとろうというのか?
そしてついにH氏が強行にではじめたのだ。
その日午前中は食品会社と打ち合わせで店を留守に
していた。
午後からは発注システムを他店舗型に改善する内容を
システム会社と話し合いをし、4時ごろになったので各店
の様子を聞くために八尾の●子堂店に連絡を入れると
出ていると言うことだった。
●津屋店も連絡をしたら同じような返事だった。
おかしい・・
何かあったのか・・
私は本店に連絡をするとH氏に呼ばれてH氏のいるゴルフ
センターに行ったということだった。
やばいと思った私はゴルフセンターに直行したのだった。
入る前にかばんに入れているウォークマンを録音にセット
した。
ゴルフセンターの事務所に入ってみると各店の店長や
バイヤーがみんないるのだった。
私はH氏に「何勝手に従業員集めてるんですか、店で
何かあったらどうするんですか。」と言うと
H氏は「お前はだまってたらええんじゃ。」と言うのだった。
このおっさんなにぬかしてんじゃ
邪魔ばっかりしてええかげんにしろよと思うとH氏が
「わしは普通の人間と違いますねん、これから店は
おっちゃん(私の父)とわしとでやっていきます。」と
言い出したのだった。
私は「そんなのできるわけないじゃないですか何の
権利があってそんなこというんですか、ええ下限にせーよ。」
私は怒りがこみ上げてきてついきつい口調になった。
「親父もなににこにこしてんじゃ~ただの従業員が。」と言った。
H氏は「お前なんかにまかせておけんのじゃ。」と言ったので
私は「まかすもなにも俺の会社やないか、みんな勝手に
集めて迷惑なんじゃ、お金も約定どおりに返してるのに
名に問題あるんですか。」と言った。
H氏は「もうええんじゃ~おやっさんとわしとでやることに
決めたんじゃ。」と言う。
私は苦笑いを浮かべて「そんなことできるわけないでしょ、
借りてるお金明日全額持ってきますからもうかまわないで
くれますか、今までありがとうございました。」と言い
従業員に「みんな帰るぞ。」と言った。
するとH氏は「わかった、明日銀行が開くまでにもってこい
できるんか~こら、どうやねん
「できるンかと聞いてるんじゃ~」
私はしばらく黙っていた。
怒りをどう押さえたらいいかわからない状態で手がワナワナ
と怒りで震えているのがわかった。
しかし、銀行があくまでにはどうしたって用意できないが
そんなことで会社をとることなんかできるはずがないのだ。
私は「できません。」と答えた。
H氏は「でけへんのか~みんなでけへんというてるから
これからはおっちゃんとわしとでやっていくからわかったな。」
と言った。
私は「みんなとにかく仕事があるので帰ろう。」と言った。
みんなと表にでるとI社員が「いったいいくら借りてるんですか。」
と言った。
私は「残り1500万円だ。」と言った。
I社員は「そんなはずはないでしょう、それぐらいの金額で
あそこまで言わないでしょう。」と言ったが
私は「本当にそれだけだ。」と言うのだった。
I社員は「自分のことヤクザだと言う奴なんかの下で働く
気はありませえんから。」と言った。
私は「何とかするからもう少しだけ待ってくれ。」としか
言えなかった。
1500万円ぐらいはあるが、H氏にHが丘店をしめさせられ
たことでキャッシュフローが悪くなっている。
怒りに任せてお金をたたき返して会社がきびしくなっても
いけない。
あんなことを言っても法的にも強引なことはできないはずだ。
ここは耐えて1ヵ月後にH氏との約定の返済日があるので
そこに標準をあわせよう。
3億9000万円で買った本店もローンの残りが1億6000万円
ぐらいだから借り直しもできるはずだ。
●津屋店も担保が空いたので1500万円借り直しができると
K銀リースも言っていた。
テナントの私の一番の協力者のH田の社長も担保をつけて
もらえれば5000万円ぐらいは融通できるということだった。
今までは自分で何とかできると私が言っていたのだが、そんな
ことは言ってられないので協力をしてもらおう。
私は7月末日をXデーとし、
Xデーに向けて対策をねるのだった。
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