創業当時は大手S銀行で当座を開いていましたが1年
たっても一度も来てくれたことはありませんでした。
信用組合や農協などはわりと融通がきくので売り上げ
の回収や釣銭などはそちらのほうでやってもらっていま
した。
O銀行という土曜日も各週であいていて時間も当時は
5時までと商売をしているところでは都合のいいのでS
からのりかえることにしました。
無知な私は当座という概念がわからなかったので持っ
ててもべつに困ることはなかったのですが、「一度も来
たことのない金融機関なんかいらんわ。」とおもい、当
座を返しに行きました。
私は窓口で「当座を返したいんだけど。」というと窓口
の受付が男の人を呼びました。
その男の人の名札に支店長代理と書いてありました。
その人は怒りをあらわにして「なぜですか?」と聞いて
きました。
私は「だって当座を開いて1年以上になるけど一度も
きてくれたことないじゃないですか。」と言いました。
今思えば当座を返す必要もないし、返す人の話も聞
いたこともないしましてや当時一番手の都市銀行で
すからプライドもあったのでしょう。
それからしばらくしてなんと1枚だけ切って渡していた
小切手があり、まわってきたのですが小切手は回っ
てきたww
振り込む口座がないww
どうしたらいいのかわからないのでS銀行に電話をし
ました。
「振り込みたいんですけど振り込む口座がないんで
すがどうしたらいいんでしょうか?」
行員は「どうすることもできませんね。」
私は「それでは不渡になるしかないじゃないですか。」
と言うと行員は「そうですね。」と素っ気のない返事
でした。
そのときは支払先に連絡をして依頼返却をしたとお
もいます。
あとでS銀行の対応に腹がたちましたが今思えば
当座を開くのにも会計事務所の所長に便宜をはか
ってもらってやっと開いたので当座を返すこともな
かったなと反省したのでした。
銀行以外は当時は比較的融通が利きました。
電話で当座に1000万円振り込んでくださいと言え
ば振り込んでくれましたし、伝票は次の日に書いた
らOKでした。
融通がきいて助かったこともありました。
その日は土曜日ですが隔週で銀行があいていて
私はすっかり休みだと思っていました。
前日の金曜日、私は酒も飲まないしたばこも吸わ
なかったのですがいい女の人と食事したり話をし
たりすることが楽しみで、女の人をチャーターし神
戸のオリエンタルホテルでリッチな食事をしました。
そして部屋をとって楽しい夜を過ごしました。
次の日の朝はルームサービスで朝食を終え、無
防備な姿で食事をする彼女にまたむらむらし、本
能の赴くままに愛し合いました。
昼の2時過ぎに鶏ガラのようになっている私のポ
ケットベルがなりました。
当時は携帯電話も普及してなくてポケベル全盛時
でしたが私のポケベルは関西限定だったので「よ
くここまでとどいたな。」とおもました。
なんだろう?
会社からでした。
電話をすると銀行から当座に小切手がまわってき
てるんですがまだ振込がないとのことでした。
わたしはN協に電話をし、振り込んでもらいました。
融通がきく金融機関と取引しててよかったとおもい
ながらも、「もしポケベルがならなかったら」「もし融
通がきく金融機関でなかったらとおもうと寒気がし
ました。
もうすこしで楽しいひと時を過ごしたのが不渡記念日
になるところでした。
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