これはまだミナミにソープランドがある時のことだった。
新入社員
会社ができて一年がたとうとしていた。
アルバイトできていた高校生のSとUも進入社員として
入ってきた。
SとUがアルバイトのころ、「社員になったらソープランド
連れて行ってやるぞ。」とよく私は言っていたが、本当に
入ってきたので「忘れていてくれてますように。」と祈っ
ていた。
しかし現実はそう甘くはなかった。
私も行ったことがなかったのに、みんながいる前で「社長、
ソープ連れて行ってくださいよ。約束したでしょう。」と言う
始末だった。
よくテレビで社長が社員をソープランドに連れて行くところ
が出てくるので約束ははたさないといけない。
でも、私は素人専門でソープランドに行ったことがないので
ルールがわからないと言うのはかっこわるすぎる。
それにI社員と部長の3人で失敗した経験もある。
このままではいけないので、私はこっそりと1人でソープラ
ンドにいくことになった。
会社のためだから経費で落ちないだろうかなどと思いなが
ら、貧乏性の私はソープランド街を3回ほど行ったり来たり
しながら、とうとう思い切って一つの店に入った。
私は、普段休みがないので土曜日と言うこともあり、仕事
を3時であがってここに来たのだった。
時間が早いせいか待合室では他には1人だけしかお客さ
んはいなかった。
豪華な待合室は私には落ち着かなかった。
指名はありますかと聞かれたがあるはずもなかった。
私はたばこは吸わないが、おもぐるしい空気に耐えられず
置いてあるたばこを吸った。
待ってる間、飲み物はコーラをたのんだ。
コーラを飲むと今度はトイレに行きたくなり、そわそわしなが
らトイレに行った。
トイレでは自分のむすこにシュプレヒコールを送った。
そして私の番が来た。
「そういえば青果担当Yはソープへ行くと部屋に行くエレベ
ーターのなかで、ソープ嬢の乳をさわりまくるといっていた
なぁ。」と思ったが、そんなことできるはずもなかった。
お相手のソープ嬢はすごく美人だった。
「ソープ嬢って美人なんだ。」
私は、はじめてのソープで相手が美人だったため、そういう
先入観を持ってしまいこの時以降、現実はもっときびしいと
言うことを経験を積んでわかっていくのだった。
このソープ嬢はいつも指名がいっぱいで、たまたまキャン
セルが出たと言うことだった。
いつも相手を3回行かすと言っていたが、私もきっちり行か
されてしまった。
ここは3万5千円だったが5万でも安いんじゃないかと思っ
てしまった。
私は堪能し、ルールもわかったので後ろ髪を引かれる思
いでソープをあとに
した。
ソープ3兄弟。
それから一週間後、約束を守る日が来た。
私はSとUを連れ、ミナミに向かい、30分ほどでついた。
なれていないことを悟られてはいけないと、私は最初の店
に思いきってはいった。
調子のいいSは「さすが社長、なれてますね。」と言ってき
た。
「まあな。」わたしはとりあえず答えた。
その店はわりと混んでいて、30分ほど待った。
わたしはせこいことに、ボーイにこそっと近寄って「俺が金を
出すんだから俺にかわいいこを回してくれよ。」と言った。
ボーイは「みんなかわいいですから。」と言ったが絶対そ
んなはずはなかった。
一応みんな番号札を持っているが私は「番号なんか関係
ないんじゃ。
俺にかわいいこつけてくれればそれでいいんじゃ。」と思
った。
時間が近くなってくると、私は再度ボーイに「俺にかわい
いこ回してくれればまた利用させてもらうからね。」と念
押しした。
社員は私を立てて私を最初にしてくれたが、おもいっきり
はずれていた。
わたしは二度とここには来ないと誓った。
社員たちの相手はそこそこかわいいと言うことだった。
Uは、ソープ嬢にあそこが大きいと言われたと言って自慢
し、また連れて行って下さいと言った。
Uは童貞でなんとこの日が初めてだった。
それからこの3人で2~3回ソープランドに言った。
私は社長でありながら、ソープ3兄弟と誰からとなく言わ
れてしまった。
おそらく部長が噂の元だろうと思ったが立場を守るために
一緒には行かなくなった。
私は一日会社を休むことはなかったが、人と会う予定が
なく、雨がひどい日などはごくごくまれに行くことがあり、
そんなときは会社から指名し、ソープに行って気持ちよく
なりながら、「今頃みんながんばってるかなぁ。」などと
思っていたものだった。
私はわりと飽き性で恋愛を楽しむロマンチストだったため
もとの軟派な自分にもどった。
ソープの味を占めたU社員はその後、給料はおろかボー
ナスも全額ソープランドにつぎ込んだと言うことだった。
お目当ての子がいるらしく、休みの前の日や、早上がりの
日にはすぐ居なくなっていた。
真面目な顔をした社員だが、パートさんはだれもソープ嬢
におぼれて給料を全てつぎ込んでるとはおもわないだろう
な~と思った。
U社員のソープ嬢以外とのHの話は十数年聞くことはな
かった。
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